資料名 |
東海道五十三次之内 鞠子 |
作者 |
歌川芳員 |
時代 |
日本 江戸 |
解説 |
板元:丸蔦 鞠子の名物は「とろろ汁」。「山の芋ウナギになる」とは、あるはずのないことが時には起こるというたとえですが、とろろ(山芋)汁を食べていたら、ありえないはずのことが…。 江戸時代、藤枝の勝草橋周辺は東海道の渡河地点でしたが、瀬戸川には橋が架けられず、瀬戸川の徒渡りと言われ知られていました。画中の2人は、目の不自由な座頭で、「どぶかっちり」という狂言の演目から話をとっているようです。 歌川派の多くの浮世絵師が東海道五十三次シリーズを描いていますが、芳員が描いたこのシリーズは、各宿場にまつわる伝説や逸話を面白おかしく紹介しています。全般的に横小判の絵の中にはユーモラスな図柄が多いとも言われます。 |
サイズ |
中判横1枚縦25.4 横18.1 |
分類 |
浮世絵 |
資料番号 |
10601 |