資料名 |
東海道五十三次之内 江尻 |
作者 |
歌川芳員 |
時代 |
日本 江戸 |
解説 |
板元:丸蔦 江尻宿は安宿でのひとこま。フンドシ一つで寝ている二人の座頭(目の不自由な人)の内の一人が、騒ぐネズミを捕まえたつもりでフンドシの先で巾着(ヒモを尻尾と勘違い)を押さえています。逃れたネズミたちの「どうだ!」といったポーズが笑いを誘います。 歌川派の多くの浮世絵師が東海道五十三次シリーズを描いていますが、芳員が描いたこのシリーズは、各宿場にまつわる伝説や逸話を面白おかしく紹介しています。全般的に横小判の絵の中にはユーモラスな図柄が多いとも言われます。 |
サイズ |
中判横1枚縦25.4 横18.1 |
分類 |
浮世絵 |
資料番号 |
10599 |