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五十三次名所図会 四十一 鳴海(竪絵東海道)
五十三次名所図会 四十一 鳴海(竪絵東海道)

資料名しりょうめい

五十三次(ごじゅうさんつぎ)名所図会(めいしょずえ) (よん)十一(じゅういち) 鳴海(なるみ) 名産(めいさん)有松(ありまつ)しぼり(てん)(たて)()東海道(とうかいどう)

作者さくしゃ

歌川広重(うたがわひろしげ) 詳細

時代じだい

日本(にほん) 江戸(えど) 安政(あんせい)

解説かいせつ

製作時期(せいさくじき):安政(あんせい)2(ねん)(1855)。
板元(はんもと):蔦屋吉蔵(つたやきちぞう)

鳴海宿(なるみしゅく)のほど(ちか)くにある有松村(ありまつむら)では「有松絞(ありまつしぼ)り」とよばれる染物(そめもの)名産(めいさん)となっていました。
画面(がめん)手前(てまえ)には、(たて)構図(こうず)いっぱいを使(つか)って、有松絞り(ありまつしぼり)()している様子(ようす)(えが)かれています。

このシリーズが竪型版(たてがたばん)であるため、一般(いっぱん)竪絵東海道(たてえとうかいどう)()ばれ、広重(ひろしげ)晩年(ばんねん)(59(さい))の作品(さくひん)です。
広重(ひろしげ)東海道(とうかいどう)ものは大体(だいたい)において、横型(よこがた)風景画(ふうけいが)(おお)いなかで、竪型物(たてがたもの)もいくつかあります。この名所図会(めいしょずえ)シリーズではほとんどの宿(やど)鳥瞰図(ちょうかんず)(えが)かれ、町並(まちな)(とう)遠近法(えんきんほう)(もち)い、横判(よこばん)では()られない雰囲気(ふんいき)をかもし()しています。

サイズさいず

大判縦(おおばんたて)1(まい) (たて)35.3 (よこ)24.0

分類ぶんるい

浮世絵(うきよえ)

資料番号しりょうばんごう

10302

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