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五十三次名所図会 廿一 鞠子(竪絵東海道)
五十三次名所図会 廿一 鞠子(竪絵東海道)

資料名しりょうめい

五十三次(ごじゅうさんつぎ)名所図会(めいしょずえ) 二十一(にじゅういち) 鞠子(まりこ) 駅中(えきちゅう)名物(めいぶつ)とろゝ(しる)をひさく((たて)()東海道(とうかいどう)

作者さくしゃ

歌川広重(うたがわひろしげ) 詳細

時代じだい

日本(にほん) 江戸(えど)

解説かいせつ

製作(せいさく)時期(じき):安政(あんせい)2年(にねん)(1855)。
板元(はんもと):蔦屋吉蔵(つたやきちぞう)

鞠子宿(まりこしゅく)(ない)様子(ようす)(えが)かれています。鞠子(まりこ)はとろろ(じる)有名(ゆうめい)宿場(しゅくば)でした。両側(りょうがわ)(つづ)茶屋(ちゃや)には「とろろ(じる)」の看板(かんばん)がいくつもかかっています。(ひだり)手前(てまえ)店先(みせさき)(きゃく)がとろろ(じる)をすすっています。また茶屋(ちゃや)(かべ)には浮世絵(うきよえ)(おも)われる絵画(かいが)(かざ)ってあり、当時(とうじ)浮世絵(うきよえ)一般的(いっぱんてき)普及(ふきゅう)していたことが(うかが)える作品(さくひん)でもあります。

このシリーズが(たて)(がた)(ばん)であるため、一般(いっぱん)(たて)()東海道(とうかいどう)()ばれ、広重(ひろしげ)晩年(ばんねん)(59 (さい))の作品(さくひん)です。広重(ひろしげ)東海道(とうかいどう)ものは大体(だいたい)において、横型(よこがた)風景画(ふうけいが)(おお)いなかで、(たて)(がた)(ぶつ)もいくつかあります。この名所図会(めいしょずえ)シリーズではほとんどの宿(やど)鳥瞰図(ちょうかんず)(えが)かれ、町並(まちな)(とう)遠近法(えんきんほう)(もち)い、(よこ)(ばん)では()られない雰囲気(ふんいき)をかもし()しています。

サイズさいず

大判(おおばん)(たて)1(まい) (たて)35.3 (よこ)24.0

分類ぶんるい

浮世絵(うきよえ)

資料番号しりょうばんごう

10282

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