資料名 |
本朝名所 相州七里ヶ浜 |
作者 |
歌川広重 |
時代 |
日本 江戸 |
解説 |
制作時期:天保3年(1832) 板元:藤岡屋彦太郎 松原堂 本朝名所シリーズの15枚の揃物の一つです。これには一立斎の落款があり、腰越のあたりから見た景色のようで、前景としての右手の高い山と左手の低い山に囲まれた間からわずかに見える七里ガ浜の砂浜、駕籠かき、何かをねだる子どもらを描き、ちょうど正面に海に浮かぶ江の島を配置して、左の白い帆と白い富士山を色彩的に対比させています。 浜に打ち寄せる三角の大波は、のちに広重の作品の特徴のうちの一つとなる典型的な例となるものです。 |
サイズ |
大判横1枚 縦21.1 横34.4 |
分類 |
浮世絵 |
資料番号 |
10037 |