資料名 |
紅毛雑話 巻之三 |
作者 |
森島中良
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時代 |
日本 江戸 天明 |
解説 |
森島中良 作 森島中良・北尾政美・大槻玄沢 画 天明7年(1787) 作者の森島中良は、蘭学者で、戯作者でもあった人です。『紅毛雑話』は、御殿医(江戸時代、将軍や大名に仕えた医師の俗称)であった兄の桂川甫周が、江戸参府のオランダ人から聞いた話などを中良がまとめたもので、天明7年(1787)に刊行されました。蘭学知識を一般向けに解説した啓蒙書です。本図は「ミコラスコービュン」(顕微鏡)の図で、その仕組みや見方の説明がついています。顕微鏡で見た虫を描いた拡大図は有名で、ノミや蚊、ぼうふらなども描かれています。西洋の飛行船やエレキテルといった目新しい事物も紹介されています。 江戸時代の人々が、鎖国政策の中でも、海外の事物に興味を持っていたことが伝わってきます。 |
サイズ |
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分類 |
浮世絵 |
資料番号 |







