資料名 |
東海道宿々名所名物寄俳優芸道細見図 |
作者 |
落合芳幾
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時代 |
日本 江戸 安政 |
解説 |
大阪の船着き場「大坂八軒家(屋)」を振り出し、江戸を上りとする道中双六です。東海道の各宿の名所・名物に所縁のある歌舞伎役者や浪速と尾張で活躍していた狂歌師の詩歌が各マスに挿入されています。刊行情報によると、この双六はお正月に販売するために改めて彫られたもので、心斎橋を住所に持つ版元が芳幾に依頼したものだと思われます。 藤沢のマスは歌舞伎役者の十一代目守田勘彌の「御病気のわざか 時々お休みも 藤沢寺へ 車とどめる」という狂歌が記されています。藤沢寺は遊行寺のことで、遊行寺ゆかりの伝説上の人物「小栗判官」が病気のため土車に乗せられて熊野へ向かうストーリーを連想させます。 |
サイズ |
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分類 |
浮世絵 |
資料番号 |







