資料名 |
諸国名所七里ガ浜 |
作者 |
三代 歌川豊国(歌川国貞)・二代 歌川広重 |
時代 |
日本 江戸 |
解説 |
手前の女性は歌川国貞(三代豊国(さんだいとよくに))、背景は二代広重(にだいひろしげ)によって描かれた双筆(そうひつ)の作品です。 江の島への道中、七里ガ浜から海を眺めながら、煙草(たばこ)を一服する女性が描かれています。女性の装いをみると、手ぬぐいを被り、大きめの浴衣(ゆかた)を羽織っています。こちらは浜辺での砂や埃をよけるためのもので、江の島へ向かう女性の江戸時代における定番ファッションでした。 本作は「団扇絵(うちわえ)」と呼ばれるもので、江戸時代の人々はこのような団扇絵を買い、その年に流行に合わせて団扇の紙を張り替えて使用していました。団扇絵は実用品であるため、現存の少ない希少な作品とされています。 |
サイズ |
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分類 |
浮世絵 人物画 女絵 |
資料番号 |