資料名 |
江嶋図押絵額 |
作者 |
作者不詳 |
時代 |
日本 不明 |
解説 |
押絵は布細工による貼り絵の一種で、しばしば浮世絵作品にならって作られました。明治時代頃までは、手芸のたしなみとして筆頭にあげられていたようです。押絵は羽子板などによく使われる技法で、布地で薄く綿を包んで作られた各部品を重ねて作った絵のことです。この作品は、木板に江の島と富士山の風景が描かれ、その上に押絵の人物があしらわれています。図柄は歌川貞虎の「鎌倉七里ヶ浜ヨリ江の嶌遠見ノ図」を参考に作成され、旅姿の女性や海女、海に向かって銭を投げる女性とそれを取ろうと海に入る子供、従者を連れて牛に乗り鎌倉へ向かう女性など、さまざまな人々の情景が描かれています。 |
サイズ |
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分類 |
浮世絵 |
資料番号 |