Fujisawa Net Museum

資料詳細

一覧へ戻る

資料名しりょうめい

相模国(さがみのくに)大地震(おおじしん)()()

作者さくしゃ

作者不詳(さくしゃふしょう) 詳細

時代じだい

日本(にほん) 江戸(えど)

解説かいせつ

この絵図(えず)は、嘉永(かえい)6(ねん)(1853)に小田原(おだわら)震源(しんげん)とする相模国(さがみのくに)大地震(おおじしん)発生(はっせい)(のち)発行(はっこう)されたいわゆる「瓦版(かわらばん)」(新聞(しんぶん))で、()(あが)りの出来栄(できば)えから()ると、速報(そくほう)として(いそ)(つく)られた粗雑(そざつ)瓦版(かわらばん)とは(ちが)い、やや時間(じかん)をおいて丁寧(ていねい)(つく)られたものと()られます。被害状況(ひがいじょうきょう)にも大火(たいか)大津波(おおつなみ)情報(じょうほう)(しめ)され、さらには、地震(じしん)発生(はっせい)()のイラストレーションが(えが)かれており、倒壊(とうかい)した家屋(かおく)から(いのち)からがら()()(ひと)や、地割(じわ)れの()きる(なか)()べたに()いた戸板(といた)()ってうろたえる(ひと)などの様子(ようす)活写(かっしゃ)されていて、当時(とうじ)人々(ひとびと)のパニックの状況(じょうきょう)臨場感(りんじょうかん)をもって(つた)わってきます。

サイズさいず

分類ぶんるい

浮世絵(うきよえ)

資料番号しりょうばんごう


Page Top