Fujisawa Net Museum

資料詳細

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資料名しりょうめい

東海道五十三次(とうかいどうごじゅうさんつぎ)(うち) (せき) ()まん(七代目岩井半四郎(しちだいめいわいはんしろう)

作者さくしゃ

歌川国貞(うたがわくにさだ)三代(さんだい) 豊国(とよくに)詳細

時代じだい

日本(にほん) 江戸(えど)

解説かいせつ

恋女房(こいにょうぼう)染分(そめわけ)手綱(たづな)』の(せき)小万(こまん)(えが)いています。()てられた役者(やくしゃ)本図(ほんず)出版(しゅっぱん)()には故人(こじん)であった七代目(ななだいめ)岩井半四郎(いわいはんしろう)です。小万(こまん)(きょう)祇園(ぎおん)芸子(げいこ)でしたが、勘当(かんどう)されて馬方(うまかた)(うま)をひいて(ひと)荷物(にもつ)(はこ)ぶことを職業(しょくぎょう)とした(ひと)。となった伊達(だて)与作(よさく)()って、関宿(せきしゅく)宿場(しゅくば)(おんな)になります。  背景(はいけい)歌川(うたがわ)広重(ひろしげ)蔦屋(つたや)(ばん)東海道(とうかいどう)引用(いんよう)しています。東海道(とうかいどう)をすすむ行列(ぎょうれつ)が、一里塚(いちりづか)(よこ)(とお)()ぎる場面(ばめん)(えが)いています。一里塚(いちりづか)とは、街道(かいどう)両脇(りょうわき)一里(いちり)(やく)3.9km)ごとの目印(めじるし)として設置(せっち)された(つか)で、(えのき)(まつ)などが()えられました。 これは『役者見立東海道五十三駅(やくしゃみたてとうかいどうごじゅうさんつぎ)』というシリーズです。
このシリーズは、全部(ぜんぶ)一四〇点(ひゃくよんじゅってん)確認(かくにん)されています。
作者(さくしゃ)三代豊国(さんだいとよくに)、とても人気(にんき)(たか)かった絵師(えし)です。
背景(はいけい)には宿場(しゅくば)風景(ふうけい)(えが)かれており、手前(てまえ)人物(じんぶつ)は、宿場(しゅくば)(かか)わりのある歌舞伎(かぶき)登場人物(とうじょうじんぶつ)です。
また人物(じんぶつ)は、有名(ゆうめい)役者(やくしゃ)似顔絵(にがおえ)(えが)かれています。

サイズさいず

分類ぶんるい

浮世絵(うきよえ)

資料番号しりょうばんごう

10753

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