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資料詳細

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資料名しりょうめい

東海道五十三次(とうかいどうごじゅうさんつぎ)()(うち) 赤阪(あかさか) 澤井(さわい)又五郎(またごろう)六代目(ろくだいめ)松本幸四郎(まつもとこうしろう)

作者さくしゃ

歌川国貞(うたがわくにさだ)三代(さんだい) 豊国(とよくに)詳細

時代じだい

日本(にほん) 江戸(えど)

解説かいせつ

仇討(あだう)ちの物語(ものがたり)伊賀(いが)越道(ごえどう)(ちゅう)双六(すごろく)』に登場(とうじょう)する敵役(かたきやく)澤井(さわい)又五郎(またごろう)(No.31)とその家来(けらい)飛脚(ひきゃく)澤井(さわい)助平(すけへい) (No.32)です。No.31では助平(すけべ)茶店(ちゃみせ)店先(みせさき)にある遠眼鏡(とおめがね)で、吉田(よしだ)宿(やど)にいる馴染(なじ)みの遊女(あそびめ)(ほか)(きゃく)(むつ)まじくしているのを()逆上(ぎゃくじょう)するという場面(ばめん)(えが)かれていると(かんが)えられます。澤井(さわい)又五郎(またごろう)劇中(げきちゅう)その場面(ばめん)では不在(ふざい)です。また、No.31とNo.32は背景(はいけい)(つづ)きになっています。No.32は役者(やくしゃ)見立(みたて)東海道(とうかいどう)目録(もくろく)掲載(けいさい)されている最初(さいしょ)出版(しゅっぱん)された五十三次(ごじゅうさんつぎ)の一()であるため、No.31が背景(はいけい)(あと)から()わせて(えが)いています。 (えん)じる役者(やくしゃ)澤井(さわい)又五郎(またごろう)六代(ろくだい)松本(まつもと)幸四郎(こうしろう)澤井(さわい)助平(すけへい)初代(しょだい)坂東(ばんどう)三津(みつ)右衛門(うえもん)です。両人(りょうにん)とも作品(さくひん)出版(しゅっぱん)()にはすでに故人(こじん)でした。 これは『役者見立東海道五十三駅(やくしゃみたてとうかいどうごじゅうさんつぎ)』というシリーズです。
このシリーズは、全部(ぜんぶ)一四〇点(ひゃくよんじゅってん)確認(かくにん)されています。
作者(さくしゃ)三代豊国(さんだいとよくに)、とても人気(にんき)(たか)かった絵師(えし)です。
背景(はいけい)には宿場(しゅくば)風景(ふうけい)(えが)かれており、手前(てまえ)人物(じんぶつ)は、宿場(しゅくば)(かか)わりのある歌舞伎(かぶき)登場人物(とうじょうじんぶつ)です。
また人物(じんぶつ)は、有名(ゆうめい)役者(やくしゃ)似顔絵(にがおえ)(えが)かれています。

サイズさいず

分類ぶんるい

浮世絵(うきよえ)

資料番号しりょうばんごう

10745

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