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東海道中栗毛彌次馬 吉原
東海道中栗毛彌次馬 吉原

資料名しりょうめい

東海道(とうかいどう)(ちゅう)栗毛(くりげ)彌次馬(やじうま) 吉原(よしはら)

作者さくしゃ

落合芳幾(おちあいよしいく) 詳細

時代じだい

日本(にほん) 江戸(えど)

解説かいせつ

()()さんと浪人(ろうにん)(なに)かのかけ()いをしています。ポーズをとってまるで歌舞伎役者(かぶきやくしゃ)のようです。どうやら旅費(りょひ)浪人(ろうにん)(すこ)しお裾分(すそわ)けしてもらおうとしているようです。最後(さいご)二人(ふたり)で「(たび)道連(みちづ)れ ()(なさ)け」と()めくくっています。
 ()(ちゅう)文章(ぶんしょう)()わりには二人(ふたり)のセリフを合理的(ごうりてき)()ける(しるし)で「▲()()浪人(ろうにん)」と()かれており、二人(ふたり)()()いのスピード(かん)(あらわ)しています。

製作時期(せいさくじき):万延元年(まんえん)(1860)。
板元(はんもと):當世屋(とうせいや)(品川屋久助(しながわやきゅうすけ))

このシリーズは(だい)ヒットした十返舎一九(じっぺんしゃいっく)の『東海道中膝栗毛(とうかいどうちゅうひざくりげ)』を()して(つく)られています。各宿(かくやど)には弥次(やじ)さん、(きた)さんが登場(とうじょう)し、芳幾(よしいく)二人(ふたり)のくりひろげる道中(どうちゅう)模様(もよう)をユーモラスに(えが)き、魯文(ろぶん)各宿(かくやど)のテーマとなる文章(ぶんしょう)狂歌一句(きょうかいっく)二人(ふたり)会話(かいわ)をおもしろおかしく(しる)しています。

サイズさいず

中判横(ちゅうばんよこ)1(まい)(たて)18.4 (よこ)25.0

分類ぶんるい

浮世絵(うきよえ)

資料番号しりょうばんごう

10656

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