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東海道中栗毛彌次馬 箱根
東海道中栗毛彌次馬 箱根

資料名しりょうめい

東海道(とうかいどう)(ちゅう)栗毛(くりげ)彌次馬(やじうま) 箱根(はこね)

作者さくしゃ

落合芳幾(おちあいよしいく) 詳細

時代じだい

日本(にほん) 江戸(えど)

解説かいせつ

弥次喜多(やじきた)箱根(はこね)八里(はちり)(けわ)しい(やま)(みち)(ある)いています。一九の『東海道中膝栗毛(とうかいどうちゅうひざくりげ)』の箱根(はこね)では、喜多(きた)さんが松明(たいまつ)冗談(じょうだん)をいう場面(ばめん)があります。()(ちゅう)では、歌舞伎(かぶき)役者(やくしゃ)のような恰好(かっこう)をした男性(だんせい)二人(ふたり)(おどろ)かせています。 箱根(はこね)は、江戸時代(えどじだい)も「箱根(はこね)の七()」と()ばれ湯治場(とうじば)として有名(ゆうめい)でした。また、江戸(えど)防衛(ぼうえい)のために設置(せっち)された関所(せきしょ)のひとつに箱根(はこね)関所(せきしょ)がありました。関所(せきしょ)(なか)でも「(おも)関所(せきしょ)」として(きび)しい()()まりがありました。 製作時期(せいさくじき):万延元年(まんえん)(1860)。
板元(はんもと):當世屋(とうせいや)(品川屋久助(しながわやきゅうすけ))

このシリーズは(だい)ヒットした十返舎一九(じっぺんしゃいっく)の『東海道中膝栗毛(とうかいどうちゅうひざくりげ)』を()して(つく)られています。各宿(かくやど)には弥次(やじ)さん、(きた)さんが登場(とうじょう)し、芳幾(よしいく)二人(ふたり)のくりひろげる道中(どうちゅう)模様(もよう)をユーモラスに(えが)き、魯文(ろぶん)各宿(かくやど)のテーマとなる文章(ぶんしょう)狂歌一句(きょうかいっく)二人(ふたり)会話(かいわ)をおもしろおかしく(しる)しています。

サイズさいず

中判横(ちゅうばんよこ)1(まい)(たて)18.4 (よこ)25.0

分類ぶんるい

浮世絵(うきよえ)

資料番号しりょうばんごう

10652

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