資料名 |
東海道五十三次内 桑名 |
作者 |
歌川芳員 |
時代 |
日本 江戸 |
解説 |
板元:丸蔦 桑名宿の名物は蛤ですが、雀が蛤から出ているように描かれています。これは「雀蛤となる」という秋の季語(日本の詩に用いられる、季節を表す言葉)を表したもので、「寒い時期、に雀が少ないのは、海で蛤になっているため」と考えられていたそうです。それにしても、目の前で雀が蛤に変わったら驚くことでしょう。 歌川派の多くの浮世絵師が東海道五十三次シリーズを描いていますが、芳員が描いたこのシリーズは、各宿場にまつわる伝説や逸話を面白おかしく紹介しています。全般的に横小判の絵の中にはユーモラスな図柄が多いとも言われます。 |
サイズ |
中判横1枚縦25.4 横18.1 |
分類 |
浮世絵 |
資料番号 |
10623 |