資料名 |
東海名所 改正道中記 十七 吉原 |
作者 |
三代 歌川広重(重政) |
時代 |
日本 明治 |
解説 |
製作時期:明治8年。 板元:山清(山崎屋清七) 東海道を江戸から京都に向かう道中で、街道の左側に富士山が見える景色のことを左富士といい、南湖(茅ヶ崎市)と吉原(静岡市)の2か所あります。 東海道の名所として初代広重も描いた景色です。 街道が画面左手前から画面奥にかけて蛇行し、松並木の隙間から左奥に富士山が見える構図は、初代広重の作品に通じるものがあります。 明治になると、街道沿いの松並木の間に電信柱が架設され、左富士の名所も移り変わっています。 三代広重描くこのシリーズは、明治前期の東海道各宿駅の風景が華やかな色彩(幕末から明治初期に海外からあざやかな科学顔料が入り使用される)で描かれています。 |
サイズ |
大判縦1枚縦34.6 横22.9 |
分類 |
浮世絵 |
資料番号 |
10537 |