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五十三次名所図会 廿七 懸川(竪絵東海道)
五十三次名所図会 廿七 懸川(竪絵東海道)

資料名しりょうめい

五十三次(ごじゅうさんつぎ)名所図会(めいしょずえ) ()(じゅう)(しち) 懸川(かけがわ) 秋葉(あきは)(みち)四十(しじゅう)八瀬(はっせ)ごへ((たて)()東海道(とうかいどう)

作者さくしゃ

歌川広重(うたがわひろしげ) 詳細

時代じだい

日本(にほん) 江戸(えど) 安政(あんせい)

解説かいせつ

製作(せいさく)時期(じき):安政(あんせい)2(ねん)(1855)。
板元(はんもと):蔦屋吉蔵(つたやきちぞう)

掛川宿(かけがわしゅく)西(にし)には、秋葉神社(あきばじんじゃ)への参詣(さんけい)()である秋葉(あきは)(みち)追分(おいわけ)がありました。秋葉神社(あきばじんじゃ)火伏(ひぶせ)(かみ)として江戸時代(えどじだい)全国(ぜんこく)(てき)(あつ)信仰(しんこう)されていました。

表題(ひょうだい)にある「四十八瀬(しじゅうはっせ)」とは三倉川(みくらがわ)のことで、()(ちゅう)()えるように人々(ひとびと)(ある)いて(わた)れるくらいの浅瀬(あさせ)をいくつも()えて秋葉神社(あきばじんじゃ)へと()かいました。

このシリーズが(たて)(がた)(ばん)であるため、一般(いっぱん)(たて)()東海道(とうかいどう)()ばれ、広重(ひろしげ)晩年(ばんねん)(59 (さい))の作品(さくひん)です。
広重(ひろしげ)東海道(とうかいどう)ものは大体(だいたい)において、横型(よこがた)風景画(ふうけいが)(おお)いなかで、(たて)(がた)(ぶつ)もいくつかあります。この名所図会(めいしょずえ)シリーズではほとんどの宿(やど)鳥瞰図(ちょうかんず)(えが)かれ、町並(まちな)(とう)遠近法(えんきんほう)(もち)い、(よこ)(ばん)では()られない雰囲気(ふんいき)をかもし()しています。

サイズさいず

大判(おおばん)(たて)1(まい) (たて)35.3 (よこ)24.0

分類ぶんるい

浮世絵(うきよえ)

資料番号しりょうばんごう

10288

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