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五十三次名所図会 十九 江尻(竪絵東海道)
五十三次名所図会 十九 江尻(竪絵東海道)

資料名しりょうめい

五十三次(ごじゅうさんつぎ)名所図会(めいしょずえ) 十九(じゅうく) 江尻(えじり) 田子(たご)(うら)三保(みほ)松原(まつばら)(たて)()東海道(とうかいどう)

作者さくしゃ

歌川広重(うたがわひろしげ) 詳細

時代じだい

日本(にほん) 江戸(えど) 安政(あんせい)

解説かいせつ

製作(せいさく)時期(じき):安政(あんせい)2(ねん)(1855)。
板元(はんもと):蔦屋吉蔵(つたやきちぞう)

清水港(しみずこう)付近(ふきん)からみた田子(たご)(うら)眺望(ちょうぼう)です。田子(たご)(うら)古来(こらい)から富士山(ふじさん)景勝地(けいしょうち)でした。右手(みぎて)三保(みほ)松原(まつばら)(えが)かれることで海辺(うみべ)湾曲(わんきょく)して()え、空間(くうかん)(とお)くまで(つづ)いているように(かん)じられます。
(そう)となって(えが)かる(くも)や、随所(ずいしょ)(いろ)のぼかしも(おな)じような効果(こうか)()んでいます

このシリーズが(たて)(がた)(ばん)であるため、一般(いっぱん)(たて)()東海道(とうかいどう)()ばれ、広重(ひろしげ)晩年(ばんねん)(59 (さい))の作品(さくひん)です。
広重(ひろしげ)東海道(とうかいどう)ものは大体(だいたい)において、横型(よこがた)風景画(ふうけいが)(おお)いなかで、(たて)(がた)(ぶつ)もいくつかあります。この名所図会(めいしょずえ)シリーズではほとんどの宿(やど)鳥瞰図(ちょうかんず)(えが)かれ、町並(まちな)(とう)遠近法(えんきんほう)(もち)い、(よこ)(ばん)では()られない雰囲気(ふんいき)をかもし()しています。

サイズさいず

大判(おおばん)(たて)1(まい) (たて)35.3 (よこ)24.0

分類ぶんるい

浮世絵(うきよえ)

資料番号しりょうばんごう

10280

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