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五十三次名所図会 十七 由井(竪絵東海道)
五十三次名所図会 十七 由井(竪絵東海道)

資料名しりょうめい

五十三次(ごじゅうさんつぎ)名所図会(めいしょずえ) 十七(じゅうなな) 由井(ゆい) (さっ)()(みね)(した)しらす((たて)()東海道(とうかいどう)

作者さくしゃ

歌川広重(うたがわひろしげ) 詳細

時代じだい

日本(にほん) 江戸(えど) 安政(あんせい)

解説かいせつ

製作(せいさく)時期(じき):安政(あんせい)2(ねん)(1855)。
板元(はんもと):蔦屋吉蔵(つたやきちぞう)

由井(ゆい)宿(しゅく)から興津(おきつ)宿(しゅく)()かう途中(とちゅう)のさった(とうげ)から()富士山(ふじさん)絶景(ぜっけい)です。
しかしさった(とうげ)(みち)断崖絶壁(だんがいぜっぺき)(した)荒波(あらなみ)()()け、危険(きけん)なことで有名(ゆうめい)でした。 無事(ぶじ)(かえ)れるかわからないことから、「親知(おやし)らず」と表現(ひょうげん)されていると(おも)われます。

このシリーズが(たて)(がた)(ばん)であるため、一般(いっぱん)(たて)()東海道(とうかいどう)()ばれ、広重(ひろしげ)晩年(ばんねん)(59 (さい))の作品(さくひん)です。
広重(ひろしげ)東海道(とうかいどう)ものは大体(だいたい)において、横型(よこがた)風景画(ふうけいが)(おお)いなかで、(たて)(がた)(ぶつ)もいくつかあります。この名所図会(めいしょずえ)シリーズではほとんどの宿(やど)鳥瞰図(ちょうかんず)(えが)かれ、町並(まちな)(とう)遠近法(えんきんほう)(もち)い、(よこ)(ばん)では()られない雰囲気(ふんいき)をかもし()しています。

サイズさいず

大判(おおばん)(たて)1(まい) (たて)35.3 (よこ)24.0

分類ぶんるい

浮世絵(うきよえ)

資料番号しりょうばんごう

10278

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