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五十三次名所図会 七 藤沢(竪絵東海道)
五十三次名所図会 七 藤沢(竪絵東海道)

資料名しりょうめい

五十三次(ごじゅうさんつぎ)名所図会(めいしょずえ) (なな) 藤沢(ふじさわ) 南湖(なんご)松原(まつばら)(ひだ)不二(ふじ)(たて)()東海道(とうかいどう)

作者さくしゃ

歌川広重(うたがわひろしげ) 詳細

時代じだい

日本(にほん) 江戸(えど) 安政(あんせい)

解説かいせつ

板元(はんもと):蔦屋吉蔵(つたやきちぞう)

(たて)()では、南湖(なんご)()(ちゅう)南期(なんご)表記(ひょうき))の松林(まつばやし)と、富士山(ふじさん)景色(けしき)(えが)かれています。ここから()える富士山(ふじさん)は、東海道(とうかいどう)左手(ひだりて)()えるため「左富士(ひだりふじ)」と()ばれ、南湖(なんご)吉原宿(よしわらしゅく)()ヶ所(かしょ)のみで()ることの出来(でき)希少(きしょう)景色(けしき)でした。

このシリーズが(たて)(がた)(ばん)であるため、一般(いっぱん)(たて)()東海道(とうかいどう)()ばれ、広重(ひろしげ)晩年(ばんねん)(59 (さい))の作品(さくひん)です。
この名所図会(めいしょずえ)シリーズではほとんどの宿場(しゅくば)鳥瞰図(ちょうかんず)訳注(やくちゅう)(とり)目線(めせん)(そら)から(なが)めた)ように(えが)方法(ほうほう))で(えが)かれ、町並(まちな)(とう)遠近法(えんきんほう)(もち)い、この()表題(ひょうだい)にもあるように東海道(とうかいどう)南湖(なんご)((げん)茅ヶ崎市(ちがさきし))の松並木(まつなみき)風景(ふうけい)(えが)いています。

南湖(なんご)藤沢宿(ふじさわしゅく)平塚宿(ひらつかしゅく)()立場(たちば)(宿場(しゅくば)宿場(しゅくば)()休憩(きゅうけい)場所(ばしょ))のあったところで、京都(きょうと)()かっていく道中(どうちゅう)富士山(ふじさん)(ひだり)()える「左富士(ひだりふじ)」の名所(めいしょ)(ひと)つでもありました。
訳注(やくちゅう)東海道(とうかいどう)京都(きょうと)()かう(さい)基本(きほん)(てき)右側(みぎがわ)富士山(ふじさん)()えるため、(めずら)しい場所(ばしょ)とされます。)現在(げんざい)でも鳥井(とりい)土橋(どばし)から、きれいな「左富士(ひだりふじ)」を()ることができます。

サイズさいず

大判(おおばん)(たて)1(まい)

分類ぶんるい

浮世絵(うきよえ)

資料番号しりょうばんごう

10269

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