資料名 |
東海道五十三対 小田原の駅 |
作者 |
歌川国芳 |
時代 |
日本 江戸 天保 |
解説 |
製作時期:天保14年(1843)~弘化4年(1847)。 板元:遠州屋又兵衛 小田原は平治の乱(12世紀半ばの天皇周辺の権力者による闘争)に敗れた 13歳の源頼朝が、伊豆に流されたのち、その土地 で妻となる北条家の政子と出会ったという物語が主題となっています。 絵を見ると、前髪を残し(江戸時代、男性は成人の際に前髪を剃った)振袖を着た若々しい姿の頼朝が、雪の中を政子に会いに来る場面が描かれています。平安末期頃の話ですが、頼朝も政子も江戸時代の風俗で描かれています。 このシリーズは、初代広重、三代豊国、国芳の3人の当時代表的人気浮世絵師が分担して描いたものです。風景は少なく人物を主とし、下3分の2が画面で、それぞれの宿にちなんだ伝説、史跡、著名な出来事等を描き、上3分の1に下の絵の説明がなされています。 |
サイズ |
大判縦1枚 縦36.6 横25.0 |
分類 |
浮世絵 |
資料番号 |
10101 |