資料名 |
題名不詳(江の島) |
作者 |
歌川国芳 |
時代 |
日本 江戸 |
解説 |
制作時期:不明。 板元:不明。 「春風に笑う梅の香あわ雪もとけて流るる浅沢の水」狂歌師藍臼舎の狂歌そのままに、中天に昇る日の光に溶けて流れ出し、そのまま蒸発してしまいそうな江の島が描かれています。右端の富士も白い雪が半分溶けて、白と黒に染め分けたようになっています。 春風の暖かさが伝わるような作品です。新春の配り物として国芳が作画したもので、板ぼかしの雪や空摺を多用した波など、彫摺技術も入念な作品となっています。 |
サイズ |
角判摺物1枚 縦20.9 横18.6 |
分類 |
浮世絵 |
資料番号 |
10066 |