資料名 |
富士山真景全図 |
作者 |
歌川貞秀(橋本貞秀) |
時代 |
日本 江戸 |
解説 |
鳥瞰図的な構図に秀でていた貞秀には、富士山を描いた作品が数多くありますが、これは富士山をほぼ火口の真上から描いた図です。よくみると火口にはもう一枚の紙が折り畳まれていて、引っ張ると立体的に立ち上がる仕組みになっています。また画面左の山麓辺りにはもう一枚紙が張ってあり、それをめくると洞窟が現れ、胎内巡りをする人々が描かれています。これは富士登山の行程のひとつである「胎内巡り」を描いたもので、当時の人気の程が伺えます。 |
サイズ |
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分類 |
浮世絵 |
資料番号 |
10700 |