資料名 |
参宮上京道中一覧双六 |
作者 |
歌川広重 |
時代 |
日本 江戸 安政 |
解説 |
蔦屋吉蔵版 安政4年(1857年) 江戸時代、道中双六は数多く作られましたが、その中でも特に多かったのが東海道道中双六でした。この「参宮上京道中一覧双六」は、京都に向かう途中、伊勢神宮に立ち寄る形式になっています。右下が振り出しの日本橋、右上が上がりの京都で、真中には富士山。実際の地理とは異なりますが、ダイナミックな構図です。当時の一般的な双六と異なり、マスを並べたつくりになっておらず、また全体が鳥瞰図の形で描かれていることも特徴的で、美術的にも価値の高い作品と言われています。藤沢の近辺では、参詣地(観光スポット)として、遊行寺や七面山(片瀬、現在の龍口寺内)、さらには平塚の先に高らい寺(高麗寺)も記されています。 |
サイズ |
たて73.1cm よこ72.8cm |
分類 |
双六 |
資料番号 |
60001 |