Fujisawa Net Museum

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No.33とNo.34は背景(はいけい)(つづ)きになっており、雪中(せっちゅう)矢作川(やはぎがわ)()かる矢作(やはぎ)(ばし)(えが)かれます。矢作(やはぎ)(ばし)(おく)()えるのは、徳川(とくがわ)家康(いえやす)()まれた岡崎城(おかざきじょう)です。手前(てまえ)人物(じんぶつ)は『伊賀(いが)越道(ごえどう)(ちゅう)双六(すごろく)』に登場(とうじょう)する唐木(からき)政右衛門(まさえもん)と、その女房(にょうぼう)のお(たに)です。ここでは(ゆき)()りしきる(なか)乳飲(ちの)()(かか)えてお(たに)政右衛門(まさえもん)(もと)(おとず)れる「岡崎(おかざき)(だん)」の様子(ようす)(えが)かれています。政右衛門(まさえもん)には四代目(よだいめ)中村歌右衛門(なかむらうたえもん)、お(たに)には四代目(よだいめ)尾上梅幸(おのえばいこう)という人気(にんき)役者(やくしゃ)()てられています。 これは『役者見立東海道五十三駅(やくしゃみたてとうかいどうごじゅうさんつぎ)』というシリーズです。
このシリーズは、全部(ぜんぶ)一四〇点(ひゃくよんじゅってん)確認(かくにん)されています。
作者(さくしゃ)三代豊国(さんだいとよくに)、とても人気(にんき)(たか)かった絵師(えし)です。
背景(はいけい)には宿場(しゅくば)風景(ふうけい)(えが)かれており、手前(てまえ)人物(じんぶつ)は、宿場(しゅくば)(かか)わりのある歌舞伎(かぶき)登場人物(とうじょうじんぶつ)です。
また人物(じんぶつ)は、有名(ゆうめい)役者(やくしゃ)似顔絵(にがおえ)(えが)かれています。

東海道五十三次(とうかいどうごじゅうさんつぎ)(うち) 岡崎駅(おかざきえき)其二(そのに) (まさ)右衛門(えもん)女房(にょうぼう)(たに)(よん)代目(だいめ)尾上梅幸(おのえばいこう)

仇討(あだう)ちの物語(ものがたり)伊賀(いが)越道(ごえどう)(ちゅう)双六(すごろく)』に登場(とうじょう)する敵役(かたきやく)澤井(さわい)又五郎(またごろう)(No.31)とその家来(けらい)飛脚(ひきゃく)澤井(さわい)助平(すけへい) (No.32)です。No.31では助平(すけべ)茶店(ちゃみせ)店先(みせさき)にある遠眼鏡(とおめがね)で、吉田(よしだ)宿(やど)にいる馴染(なじ)みの遊女(あそびめ)(ほか)(きゃく)(むつ)まじくしているのを()逆上(ぎゃくじょう)するという場面(ばめん)(えが)かれていると(かんが)えられます。澤井(さわい)又五郎(またごろう)劇中(げきちゅう)その場面(ばめん)では不在(ふざい)です。また、No.31とNo.32は背景(はいけい)(つづ)きになっています。No.32は役者(やくしゃ)見立(みたて)東海道(とうかいどう)目録(もくろく)掲載(けいさい)されている最初(さいしょ)出版(しゅっぱん)された五十三次(ごじゅうさんつぎ)の一()であるため、No.31が背景(はいけい)(あと)から()わせて(えが)いています。 (えん)じる役者(やくしゃ)澤井(さわい)又五郎(またごろう)六代(ろくだい)松本(まつもと)幸四郎(こうしろう)澤井(さわい)助平(すけへい)初代(しょだい)坂東(ばんどう)三津(みつ)右衛門(うえもん)です。両人(りょうにん)とも作品(さくひん)出版(しゅっぱん)()にはすでに故人(こじん)でした。 これは『役者見立東海道五十三駅(やくしゃみたてとうかいどうごじゅうさんつぎ)』というシリーズです。
このシリーズは、全部(ぜんぶ)一四〇点(ひゃくよんじゅってん)確認(かくにん)されています。
作者(さくしゃ)三代豊国(さんだいとよくに)、とても人気(にんき)(たか)かった絵師(えし)です。
背景(はいけい)には宿場(しゅくば)風景(ふうけい)(えが)かれており、手前(てまえ)人物(じんぶつ)は、宿場(しゅくば)(かか)わりのある歌舞伎(かぶき)登場人物(とうじょうじんぶつ)です。
また人物(じんぶつ)は、有名(ゆうめい)役者(やくしゃ)似顔絵(にがおえ)(えが)かれています。

東海道五十三次(とうかいどうごじゅうさんつぎ)()(うち) 赤阪(あかさか) 澤井(さわい)又五郎(またごろう)六代目(ろくだいめ)松本幸四郎(まつもとこうしろう)

日本(にほん)三大(さんだい)敵討(かたきう)ちのひとつといわれる『仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)』の登場(とうじょう)人物(じんぶつ)(えが)かれています。役者(やくしゃ)似顔(にがお)戸無瀬(となせ)(No.29)が三代目(さんだいめ)嵐璃寛(あらしりかん)小浪(こなみ)(No.30)が三代目(さんだいめ)岩井粂三郎(いわいくめさぶろう)です。   小浪(こなみ)塩冶(えんや)判官(はんがん)家老(かろう)大星(おおほし)由良(ゆら)(のすけ)息子(むすこ)力弥(りきや)許嫁(いいなずけ)ですが、塩冶(えんや)()のお()(つぶ)しによって婚約(こんやく)破棄(はき)されそうになります。小波(こなみ)義理(ぎり)(はは)である戸無瀬(となせ)小浪(こなみ)縁談(えんだん)(すす)めるため鎌倉(かまくら)から大星(おおほし)()がいる京都(きょうと)山科(やましな)()かいます。 No.29とNo.30は背景(はいけい)(つづ)きになっています。背景(はいけい)には当時(とうじ)(きち)原宿(はらじゅく)松並木(まつなみき)富士山(ふじさん)(えが)かれています。吉原(よしはら)宿(やど)現在(げんざい)静岡県(しずおかけん)富士市(ふじし)で、(きょう)()かう途中(とちゅう)(みち)湾曲(わんきょく)してそれまで右手(みぎて)()えていた富士山(ふじさん)左手(ひだりて)()えることから「(ひだり)富士(ふじ)」と()ばれる景勝(けいしょう)()でした。

東海道五十三次(とうかいどうごじゅうさんつぎ)(うち) 吉原(よしわら) こなみ(三代目(さんだいめ)岩井粂三郎(いわいくめさぶろう)

日本(にほん)三大(さんだい)敵討(かたきう)ちのひとつといわれる『仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)』の登場(とうじょう)人物(じんぶつ)(えが)かれています。役者(やくしゃ)似顔(にがお)戸無瀬(となせ)(No.29)が三代目(さんだいめ)嵐璃寛(あらしりかん)小浪(こなみ)(No.30)が三代目(さんだいめ)岩井粂三郎(いわいくめさぶろう)です。   小浪(こなみ)塩冶(えんや)判官(はんがん)家老(かろう)大星(おおほし)由良(ゆら)(のすけ)息子(むすこ)力弥(りきや)許嫁(いいなずけ)ですが、塩冶(えんや)()のお()(つぶ)しによって婚約(こんやく)破棄(はき)されそうになります。小波(こなみ)義理(ぎり)(はは)である戸無瀬(となせ)小浪(こなみ)縁談(えんだん)(すす)めるため鎌倉(かまくら)から大星(おおほし)()がいる京都(きょうと)山科(やましな)()かいます。 No.29とNo.30は背景(はいけい)(つづ)きになっています。背景(はいけい)には当時(とうじ)(きち)原宿(はらじゅく)松並木(まつなみき)富士山(ふじさん)(えが)かれています。吉原(よしはら)宿(やど)現在(げんざい)静岡県(しずおかけん)富士市(ふじし)で、(きょう)()かう途中(とちゅう)(みち)湾曲(わんきょく)してそれまで右手(みぎて)()えていた富士山(ふじさん)左手(ひだりて)()えることから「(ひだり)富士(ふじ)」と()ばれる景勝(けいしょう)()でした。

東海道五十三次(とうかいどうごじゅうさんつぎ)(うち) 吉原(よしわら) となせ

背景(はいけい)歌川(うたがわ)広重(ひろしげ)保永(ほえい)(どう)(ばん)東海道(とうかいどう)(えが)いた(はげ)しい(あめ)風景(ふうけい)引用(いんよう)されています。  「亀山(かめやま)仇討(あだうち)登場(とうじょう)する中野(なかの)藤兵衛(とうべえ)(えん)じる初代(しょだい)坂東(ばんどう)竹三郎(たけさぶろう)です。「亀山(かめやま)仇討(あだうち)」ものは元禄(げんろく)14(ねん)(1701)に伊勢(いせ)亀山(かめやま)()きた実際(じっさい)仇討(あだうち)事件(じけん)題材(だいざい)としています。 これは『役者見立東海道五十三駅(やくしゃみたてとうかいどうごじゅうさんつぎ)』というシリーズです。
このシリーズは、全部(ぜんぶ)一四〇点(ひゃくよんじゅってん)確認(かくにん)されています。
作者(さくしゃ)三代豊国(さんだいとよくに)、とても人気(にんき)(たか)かった絵師(えし)です。
背景(はいけい)には宿場(しゅくば)風景(ふうけい)(えが)かれており、手前(てまえ)人物(じんぶつ)は、宿場(しゅくば)(かか)わりのある歌舞伎(かぶき)登場人物(とうじょうじんぶつ)です。
また人物(じんぶつ)は、有名(ゆうめい)役者(やくしゃ)似顔絵(にがおえ)(えが)かれています。

東海道五十三次(とうかいどうごじゅうさんつぎ)(うち) 庄野(しょうの) 中野(なかの)藤兵衛(とうべえ)(よん)代目(だいめ)坂東彦三郎(ばんどうひこさぶろう)

()一法(いちほう)(げん) 三略(さんりゃく)(のまき)』に登場(とうじょう)する鬼若(おにわか)(まる)(のちに源義経(みなもとのよしつね)家臣(かしん)となる武蔵坊弁慶(むしさぼうべんけい))が(えが)かれています。二段(にだん)()鬼若(おにわか)(まる)出家(しゅっけ)して弁慶(べんけい)になる物語(ものがたり)です。本図(ほんず)鬼若(おにわか)(まる)僧侶(そうりょ)になるため(かみ)()()()とす様子(ようす)(えが)いています。役者(やくしゃ)三代目(さんだいめ)嵐吉三郎(あらしきちさぶろう)です。 これは『役者見立東海道五十三駅(やくしゃみたてとうかいどうごじゅうさんつぎ)』というシリーズです。
このシリーズは、全部(ぜんぶ)一四〇点(ひゃくよんじゅってん)確認(かくにん)されています。
作者(さくしゃ)三代豊国(さんだいとよくに)、とても人気(にんき)(たか)かった絵師(えし)です。
背景(はいけい)には宿場(しゅくば)風景(ふうけい)(えが)かれており、手前(てまえ)人物(じんぶつ)は、宿場(しゅくば)(かか)わりのある歌舞伎(かぶき)登場人物(とうじょうじんぶつ)です。
また人物(じんぶつ)は、有名(ゆうめい)役者(やくしゃ)似顔絵(にがおえ)(えが)かれています。

東海道五十三次(とうかいどうごじゅうさんつぎ)()(うち) 草津駅(くさつえき) (おに)(わか)(まる)(さん)代目(だいめ)嵐吉三郎(あらしきちさぶろう)

平安(へいあん)初期(しょき)(すぐ)れた歌人(かじん)として()られる在原業平(ありわらのなりひら)様々(さまざま)文芸(ぶんげい)作品(さくひん)()()げられ、六歌仙(ろっかせん)題材(だいざい)とした歌舞伎(かぶき)所作事(しょさごと)六歌仙(ろっかせん)(すがたの)(いろどり)』にも登場(とうじょう)します。 (ぼん)シリーズで池鯉鮒(ちりゅう)知立(ちりゅう))の()在原業平(ありわらのなりひら)(えら)ばれた理由(りゆう)は、平安時代(へいあんじだい)成立(せいりつ)した歌物語(うたものがたり)伊勢(いせ)物語(ものがたり)」より、(だい)(だん)東下(あずまくだ)り)「三河(みかわ)八橋(やつはし)」(現在(げんざい)愛知県(あいちけん)知立市(ちりゅうし)所在(しょざい))で在原業平(ありわらのなりひら)(おも)わせる人物(じんぶつ)が、燕子花(かきつばた)(うつく)しく()(さま)()て「から(ころも) きつつなれにし つましあれば はるばる()ぬる たびをしぞおもう」と()み、()(のこ)してきた(ひと)(おも)って(なみだ)するという場面(ばめん)がからきています。さらに、外題(げだい)短冊(たんざく)(わく)には『伊勢(いせ)物語(ものがたり)』を連想(れんそう)させる燕子花(かきつばた)(はな)があしらわれています。 これは『役者見立東海道五十三駅(やくしゃみたてとうかいどうごじゅうさんつぎ)』というシリーズです。
このシリーズは、全部(ぜんぶ)一四〇点(ひゃくよんじゅってん)確認(かくにん)されています。
作者(さくしゃ)三代豊国(さんだいとよくに)、とても人気(にんき)(たか)かった絵師(えし)です。
背景(はいけい)には宿場(しゅくば)風景(ふうけい)(えが)かれており、手前(てまえ)人物(じんぶつ)は、宿場(しゅくば)(かか)わりのある歌舞伎(かぶき)登場人物(とうじょうじんぶつ)です。
また人物(じんぶつ)は、有名(ゆうめい)役者(やくしゃ)似顔絵(にがおえ)(えが)かれています。

東海道五十三次(とうかいどうごじゅうさんつぎ)(うち) 池鯉鮒(ちりゅう) 業平(なりひら)初代(しょだい)坂東竹三郎(ばんどうたけざぶろう)

これは『役者見立東海道五十三駅(やくしゃみたてとうかいどうごじゅうさんつぎ)』というシリーズです。
このシリーズは、全部(ぜんぶ)一四〇点(ひゃくよんじゅってん)確認(かくにん)されています。
作者(さくしゃ)三代豊国(さんだいとよくに)、とても人気(にんき)(たか)かった絵師(えし)です。
背景(はいけい)には宿場(しゅくば)風景(ふうけい)(えが)かれており、手前(てまえ)人物(じんぶつ)は、宿場(しゅくば)(かか)わりのある歌舞伎(かぶき)登場人物(とうじょうじんぶつ)です。
また人物(じんぶつ)は、有名(ゆうめい)役者(やくしゃ)似顔絵(にがおえ)(えが)かれています。 源平(げんぺい)合戦(かっせん)(いち)(たに)(たたか)いを題材(だいざい)とした『一谷(いちがや)(ふたば)軍記(ぐんき)』の二(だん)()(はやし)住家(すみか)」に登場(とうじょう)する人物(じんぶつ)(えが)いています。岡部(おかべ)六弥太(ろくやた)は、平忠度(たいらのただのり)婚約者(こんやくしゃ)(きく)(まえ)(そだ)ての(はは)(はやし)(いえ)舞台(ぶたい)です。岡部(おかべ)六弥太(ろくやた)(えん)じるのは三代(さんだい)嵐吉三郎(あらしきちさぶろう)です。

東海道五十三次(とうかいどうごじゅうさんつぎ)()(うち)岡部(おかべ) 六弥太(ろくやた)嵐吉三郎(あらしきちざぶろう)



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