Fujisawa Net Museum

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南鍛冶山(みなみかじやま)遺跡(いせき)は、小田急江ノ島線(おだきゅうえのしません)六会日大前駅(むつあいにちだいまええき)南西(なんせい)(やく)2kmの、引地川(ひきちがわ)西岸(せいがん)標高(ひょうこう)35m前後(ぜんご)台地(だいち)(じょう)(ひろ)がる遺跡(いせき)です。藤沢市(ふじさわし)都市計画(としけいかく)事業(じぎょう)北部(ほくぶ)(だい)()()地区(ちく)土地区画整理事業(とちくかくせいりじぎょう)にともなって、1982(ねん)昭和(しょうわ)57(ねん))から1992(ねん)平成(へいせい)(ねん))までの長期間(ちょうきかん)にわたって発掘調査(はっくつちょうさ)(おこな)われました。さらにその()共同住宅(きょうどうじゅうたく)建設(けんせつ)宅地(たくち)造成(ぞうせい)にともなう発掘調査(はっくつちょうさ)実施(じっし)されました。
 その結果(けっか)旧石器時代(きゅうせっきじだい)遺物(いぶつ)遺構(いこう)をはじめ、縄文時代(じょうもんじだい)遺物(いぶつ)遺構(いこう)古墳時代(こふんじだい)から(だい)(りょう)平安時代(へいあんじだい)集落(しゅうらく)、さらに中世(ちゅうせい)近世(きんせい)遺構(いこう)などが確認(かくにん)されています。この遺跡(いせき)は、時代(じだい)(てき)にも複合(ふくごう)するとともに、調査(ちょうさ)範囲(はんい)(ひろ)く、出土(しゅつど)した遺物(いぶつ)確認(かくにん)された遺構(いこう)数量(すうりょう)膨大(ぼうだい)で、発掘調査(はっくつちょうさ)終了(しゅうりょう)した現在(げんざい)でも、整理(せいり)作業(さぎょう)(つづ)けられています。

南鍛冶山遺跡の近景(1988年調査対象区域 左上=引地川)

南鍛冶山(みなみかじやま)遺跡(いせき)

No.106遺跡(いせき)は、小田急江ノ島線(おだきゅうえのしません)湘南台駅(しょうなんだいえき)東方(とうほう)(やく)900mに位置(いち)し、境川(さかいがわ)(せっ)した沖積(ちゅうせき)低地(ていち)にあります。1997(ねん)平成(へいせい)(ねん))、横浜市(よこはまし)高速鉄道(こうそくてつどう)号線(ごうせん)地下鉄(ちかてつ))および相模鉄道(さがみてつどう)いずみ野線(のせん)建設工事(けんせつこうじ)にともなって、(りょう)路線(ろせん)橋脚(きょうきゃく)部分(ぶぶん)について発掘調査(はっくつちょうさ)実施(じっし)されました。
 その結果(けっか)多量(たりょう)木材(もくざい)()ざって、加工(かこう)木材(もくざい)炭化(たんか)(ざい)縄文土器(じょうもんどき)、クルミなどの遺物(いぶつ)とともに、土坑(どこう)木道(もくどう)(じょう)遺構(いこう)焼礫(しょうれき)集中(しゅうちゅう)()などの遺構(いこう)確認(かくにん)されました。これらの遺物(いぶつ)遺構(いこう)縄文時代(じょうもんじだい)早期(そうき)のものと(かんが)えられ、当時(とうじ)(ひと)びとの河川(かせん)(いき)での活動(かつどう)のあり(かた)(かんが)えるうえで、たいへん貴重(きちょう)資料(しりょう)となっています。

遺物出土状況

No.106遺跡(いせき)



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