資料名 |
木造聖観音坐像 |
作者 |
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時代 |
日本 鎌倉 |
解説 |
平成10年(1998)2月12日指定/像高49.5㎝、総高68.2㎝、寄木造、玉眼(後補)/左手に蓮華を持つ通常相の坐像です。華奢な上腕部や深い両腋等の特徴をもちつつ、顔つきは繊細で上品に引き縮まっており、尊体の抑揚は程よく、衣文表現も巧みです。玉眼や身部の金泥、衣部の漆箔、および両手足は後補ですが、像が持つ整った上品な雰囲気および時代の特徴は失っていません。構造や材質(木および漆)も近世以降のものではなく、鎌倉期以来の慶派の特徴を持っており、鎌倉末期、14世紀前半頃の作と推定されています。所有管理者:二伝寺 |
サイズ |
像高49.5㎝、総高68.2㎝ |
分類 |
文化財 市 市指定重要文化財(彫刻) |
資料番号 |
90026 |