Fujisawa Net Museum

資料詳細

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資料名しりょうめい

木造(もくぞう)(じゅう)(いち)(めん)観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)立像(りゅうぞう)

作者さくしゃ

時代じだい

日本(にほん) 鎌倉(かまくら)

解説かいせつ

平成元年(へいせいがんねん)(1989)12(がつ)25(にち)指定(してい)像高(ぞうこう)178.5㎝、檜材寄木造(ひのきざいよせぎづくり)玉眼(ぎょくがん)慈眼寺(じがんじ)本尊(ほんぞん)です。水晶(すいしょう)玉眼(ぎょくがん)をはめこみ、頭体(あたまからだ)とも四材矧(しざいは)ぎを基本(きほん)につくられています。頭上中央(ずじょうちゅうおう)仏頂面(ぶっちょうづら)十面(じゅうめん)化仏(けぶつ)(いただ)き、左手(ひだりて)蓮華(れんげ)をもつ通常(つうじょう)尊容(そんよう)です。量感(りょうかん)(ゆた)かな尊体(そんたい)顔立(かおだ)ちはゆったりとした反面(はんめん)知的(ちてき)()()まり、着衣(ちゃくい)表現(ひょうげん)巧緻(こうち)です。慶派系(けいはけい)作風(さくふう)(うかが)わせる本格的(ほんかくてき)良作(りょうさく)で、鎌倉後期(かまくらこうき)(さく)(かんが)えられています。解体修理(かいたいしゅうり)往古(おうこ)(すぐ)れた尊容(そんよう)(ふく)された(おり)胎内文書(たいないもんじょ)発見(はっけん)され、天正(てんしょう)11(ねん)(1583)に鎌倉仏師(かまくらぶっし)快円(かいえん)修理(しゅうり)(くわ)えたことなど、貴重(きちょう)事実(じじつ)(あら)たに確認(かくにん)されました。秘仏(ひぶつ)ですので通常(つうじょう)拝観(はいかん)はできません。所有管理者(しょゆうかんりしゃ)慈眼寺(じがんじ)

サイズさいず

像高(ぞうこう)178.5㎝

分類ぶんるい

文化財(ぶんかざい) () ()指定(してい)重要文化財(じゅうようぶんかざい)彫刻(ちょうこく)

資料番号しりょうばんごう

90023

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