Fujisawa Net Museum

資料詳細

一覧へ戻る

資料名しりょうめい

(じょ)(しょく)(かいこ)手業(てわざ)(ぐさ) (じゅう)

作者さくしゃ

喜多川歌麿(きたがわうたまろ) 詳細

時代じだい

日本(にほん) 江戸(えど) 寛政(かんせい)

解説かいせつ

女性(じょせい)たちが(かいこ)(いと)(つむ)いで(きぬ)製造(せいぞう)する「養蚕(ようさん)(ようさん)」の仕事(しごと)(はげ)様子(ようす)(えが)いた作品(さくひん)で、実際(じっさい)には(いち)から十二(じゅうに)まであるシリーズ作品(さくひん)となっています。また、(おも)(むらさき)(いろ)(ばん)使用(しよう)した「(むらさき)()(むらさきえ)」と()ばれる色調(しきちょう)作品(さくひん)です。
この工程(こうてい)は「(いと)綿(わた)(いとわた)を(えら)(えら)み()(わ)くる()」となっており、(まゆ)から()()した(いと)を、その(いろ)(しら)さや品質(ひんしつ)などに()ける作業(さぎょう)様子(ようす)(えが)かれます。
寛政(かんせい)年間(ねんかん)(おこな)われた錦絵(にしきえ)出版(しゅっぱん)()()まりにも関連(かんれん)して、歌麿(うたまろ)はこの時期(じき)(はたら)女性(じょせい)題材(だいざい)とした作品(さくひん)(おお)(えが)いています。
上部(じょうぶ)詞書(ことばがき)より)
(いと)綿(わた)(えら)(わく)() (まゆはり) (まゆはり)より(いと)をおろし (いろ)(しろ)くいさぎよきを細糸(ほそいと)のまゆとし (いろ)(くろ)きを(あら)糸乃(いとの)まゆとす 真綿(まわた)(ひい)ても上中(じょうちゅう)()をゑらみ(わか)(かたち)(つく)りて(たば)綿(わた)(いく)ばく()とするなり」

サイズさいず

分類ぶんるい

浮世絵(うきよえ)

資料番号しりょうばんごう


Page Top