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資料名しりょうめい

東海道五十三次(とうかいどうごじゅうさんつぎ)(うち) 沼津(ぬまづ) 荷物(にもつ)平作(へいさく)嵐猪三郎(あらしいさぶろう)

作者さくしゃ

歌川国貞(うたがわくにさだ)三代(さんだい) 豊国(とよくに)詳細

時代じだい

日本(にほん) 江戸(えど)

解説かいせつ

沼津(ぬまづ)平作(へいさく)(No.8)と(はら)呉服(ごふく)()重兵衛(じゅうべえ)(No.9)はいずれも三大(さんだい)仇討(あだうち)(ひと)つとされる史実(しじつ)事件(じけん)伊賀上野(いがうえの)仇討(あだうち)」を題材(だいざい)とした演目(えんもく)伊賀(いが)越道(えつどう)(ちゅう)双六(すごろく)』の「沼津(ぬまづ)(だん)」に登場(とうじょう)する(じょう)義理(ぎり)(あいだ)板挟(いたばさ)みとなる親子(おやこ)です。和田(わだ)志津馬(しずま)(ちち)(あだ)沢井(さわい)(また)五郎(ごろう)(No.31)に味方(みかた)する重兵衛(じゅうべえ)東海道(とうかいどう)沼津(ぬまづ)宿(やど)のはずれで(まず)しい人足(にんそく)平作(へいさく)とその(むすめ)のお(よね)(No.71)に出会(であ)います。お(よね)敵対(てきたい)する和田(わだ)志津馬(しずま)(つま)ですが、平作(へいさく)とお(よね)自身(じしん)(じつ)家族(かぞく)であることに()づいた重兵衛(じゅうべえ)名乗(なの)らずに(かね)(のこ)して()ります。重兵衛(じゅうべえ)(じつ)息子(むすこ)で、さらに敵方(てきかた)であると()った平作(へいさく)(あと)()い、(いのち)()てて(あだ)行方(ゆくえ)()()します。 平作(へいさく)(ほん)シリーズ刊行(かんこう)()にすでに故人(こじん)であった二代目(にだいめ)(あらし)猪三郎(いさぶろう)重兵衛(じゅうべえ)五代目(ごだいめ)沢村(さわむら)長十郎(ちょうじゅうろう)として(えが)かれており、この配役(はいやく)での「沼津(ぬまづ)(だん)」は天保(てんぽう)11(ねん)(1840)5(がつ)中村座(なかむらざ)上演(じょうえん)されました。 これは『役者見立東海道五十三駅(やくしゃみたてとうかいどうごじゅうさんつぎ)』というシリーズです。
このシリーズは、全部(ぜんぶ)一四〇点(ひゃくよんじゅってん)確認(かくにん)されています。
作者(さくしゃ)三代豊国(さんだいとよくに)、とても人気(にんき)(たか)かった絵師(えし)です。
背景(はいけい)には宿場(しゅくば)風景(ふうけい)(えが)かれており、手前(てまえ)人物(じんぶつ)は、宿場(しゅくば)(かか)わりのある歌舞伎(かぶき)登場人物(とうじょうじんぶつ)です。
また人物(じんぶつ)は、有名(ゆうめい)役者(やくしゃ)似顔絵(にがおえ)(えが)かれています。

サイズさいず

分類ぶんるい

浮世絵(うきよえ)

資料番号しりょうばんごう

10739

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