資料名 |
東海道中栗毛彌次馬 品川 |
作者 |
落合芳幾 |
時代 |
日本 江戸 |
解説 |
製作時期:万延元年(1860)。 板元:當世屋(品川屋久助) よそ見をしていた喜多さんは、前からやってきた町飛脚の棒に額をぶつけてしまい、周囲の人々はそれを見て笑っています。後景に広がる海の中央には台場が見えます。これは嘉永6年(1853)の黒船来航に際し幕府が築造した砲台で、現在も公園として残されています。 このシリーズは大ヒットした十返舎一九の『東海道中膝栗毛』を摸して作られています。各宿には弥次さん、喜多さんが登場し、芳幾が二人のくりひろげる道中模様をユーモラスに描き、魯文が各宿のテーマとなる文章、狂歌一句と二人の会話をおもしろおかしく記しています。 |
サイズ |
中判横1枚縦18.4 横25.0 |
分類 |
浮世絵 |
資料番号 |
10643 |