Fujisawa Net Museum

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仇討(あだう)ちの物語(ものがたり)『伊賀(いが)越道(ごえどう)中(ちゅう)双六(すごろく)』に登場(とうじょう)する敵役(かたきやく)の澤井(さわい)又五郎(またごろう)(No.31)とその家来(けらい)で飛脚(ひきゃく)の澤井(さわい)助平(すけへい) (No.32)です。No.31では助平(すけべ)が茶店(ちゃみせ)の店先(みせさき)にある遠眼鏡(とおめがね)で、吉田(よしだ)宿(やど)にいる馴染(なじ)みの遊女(あそびめ)が他(ほか)の客(きゃく)と睦(むつ)まじくしているのを見(み)て逆上(ぎゃくじょう)するという場面(ばめん)が描(えが)かれていると考(かんが)えられます。澤井(さわい)又五郎(またごろう)は劇中(げきちゅう)その場面(ばめん)では不在(ふざい)です。また、No.31とNo.32は背景(はいけい)が続(つづ)きになっています。No.32は役者(やくしゃ)見立(みたて)東海道(とうかいどう)の目録(もくろく)に掲載(けいさい)されている最初(さいしょ)に出版(しゅっぱん)された五十三次(ごじゅうさんつぎ)の一図(ず)であるため、No.31が背景(はいけい)を後(あと)から合(あ)わせて描(えが)いています。 演(えん)じる役者(やくしゃ)は澤井(さわい)又五郎(またごろう)が六代(ろくだい)松本(まつもと)幸四郎(こうしろう)、澤井(さわい)助平(すけへい)が初代(しょだい)坂東(ばんどう)三津(みつ)右衛門(うえもん)です。両人(りょうにん)とも作品(さくひん)出版(しゅっぱん)時(じ)にはすでに故人(こじん)でした。 これは『役者見立東海道五十三駅(やくしゃみたてとうかいどうごじゅうさんつぎ)』というシリーズです。
このシリーズは、全部(ぜんぶ)で一四〇点(ひゃくよんじゅってん)確認(かくにん)されています。
作者(さくしゃ)は三代豊国(さんだいとよくに)、とても人気(にんき)の高(たか)かった絵師(えし)です。
背景(はいけい)には宿場(しゅくば)の風景(ふうけい)が描(えが)かれており、手前(てまえ)の人物(じんぶつ)は、宿場(しゅくば)と関(かか)わりのある歌舞伎(かぶき)の登場人物(とうじょうじんぶつ)です。
また人物(じんぶつ)は、有名(ゆうめい)な役者(やくしゃ)の似顔絵(にがおえ)で描(えが)かれています。

東海道五十三次(とうかいどうごじゅうさんつぎ)之(の)内(うち) 赤阪(あかさか) 澤井(さわい)又五郎(またごろう)(六代目(ろくだいめ)松本幸四郎(まつもとこうしろう))

日本(にほん)三大(さんだい)敵討(かたきう)ちのひとつといわれる『仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)』の登場(とうじょう)人物(じんぶつ)が描(えが)かれています。役者(やくしゃ)の似顔(にがお)は戸無瀬(となせ)(No.29)が三代目(さんだいめ)嵐璃寛(あらしりかん)で小浪(こなみ)(No.30)が三代目(さんだいめ)岩井粂三郎(いわいくめさぶろう)です。   小浪(こなみ)は塩冶(えんや)判官(はんがん)の家老(かろう)大星(おおほし)由良(ゆら)助(のすけ)の息子(むすこ)力弥(りきや)と許嫁(いいなずけ)ですが、塩冶(えんや)家(け)のお取(と)り潰(つぶ)しによって婚約(こんやく)が破棄(はき)されそうになります。小波(こなみ)の義理(ぎり)の母(はは)である戸無瀬(となせ)と小浪(こなみ)は縁談(えんだん)を進(すす)めるため鎌倉(かまくら)から大星(おおほし)家(け)がいる京都(きょうと)の山科(やましな)へ向(む)かいます。 No.29とNo.30は背景(はいけい)が続(つづ)きになっています。背景(はいけい)には当時(とうじ)の吉(きち)原宿(はらじゅく)の松並木(まつなみき)や富士山(ふじさん)が描(えが)かれています。吉原(よしはら)宿(やど)は現在(げんざい)の静岡県(しずおかけん)富士市(ふじし)で、京(きょう)に向(む)かう途中(とちゅう)、道(みち)が湾曲(わんきょく)してそれまで右手(みぎて)に見(み)えていた富士山(ふじさん)が左手(ひだりて)に見(み)えることから「左(ひだり)富士(ふじ)」と呼(よ)ばれる景勝(けいしょう)地(ち)でした。

東海道五十三次(とうかいどうごじゅうさんつぎ)の内(うち) 吉原(よしわら) こなみ(三代目(さんだいめ)岩井粂三郎(いわいくめさぶろう))

日本(にほん)三大(さんだい)敵討(かたきう)ちのひとつといわれる『仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)』の登場(とうじょう)人物(じんぶつ)が描(えが)かれています。役者(やくしゃ)の似顔(にがお)は戸無瀬(となせ)(No.29)が三代目(さんだいめ)嵐璃寛(あらしりかん)で小浪(こなみ)(No.30)が三代目(さんだいめ)岩井粂三郎(いわいくめさぶろう)です。   小浪(こなみ)は塩冶(えんや)判官(はんがん)の家老(かろう)大星(おおほし)由良(ゆら)助(のすけ)の息子(むすこ)力弥(りきや)と許嫁(いいなずけ)ですが、塩冶(えんや)家(け)のお取(と)り潰(つぶ)しによって婚約(こんやく)が破棄(はき)されそうになります。小波(こなみ)の義理(ぎり)の母(はは)である戸無瀬(となせ)と小浪(こなみ)は縁談(えんだん)を進(すす)めるため鎌倉(かまくら)から大星(おおほし)家(け)がいる京都(きょうと)の山科(やましな)へ向(む)かいます。 No.29とNo.30は背景(はいけい)が続(つづ)きになっています。背景(はいけい)には当時(とうじ)の吉(きち)原宿(はらじゅく)の松並木(まつなみき)や富士山(ふじさん)が描(えが)かれています。吉原(よしはら)宿(やど)は現在(げんざい)の静岡県(しずおかけん)富士市(ふじし)で、京(きょう)に向(む)かう途中(とちゅう)、道(みち)が湾曲(わんきょく)してそれまで右手(みぎて)に見(み)えていた富士山(ふじさん)が左手(ひだりて)に見(み)えることから「左(ひだり)富士(ふじ)」と呼(よ)ばれる景勝(けいしょう)地(ち)でした。

東海道五十三次(とうかいどうごじゅうさんつぎ)の内(うち) 吉原(よしわら) となせ

背景(はいけい)に歌川(うたがわ)広重(ひろしげ)が保永(ほえい)堂(どう)版(ばん)東海道(とうかいどう)で描(えが)いた激(はげ)しい雨(あめ)の風景(ふうけい)が引用(いんよう)されています。  「亀山(かめやま)の仇討(あだうち)に登場(とうじょう)する中野(なかの)藤兵衛(とうべえ)を演(えん)じる初代(しょだい)坂東(ばんどう)竹三郎(たけさぶろう)です。「亀山(かめやま)の仇討(あだうち)」ものは元禄(げんろく)14年(ねん)(1701)に伊勢(いせ)亀山(かめやま)で起(お)きた実際(じっさい)の仇討(あだうち)事件(じけん)を題材(だいざい)としています。 これは『役者見立東海道五十三駅(やくしゃみたてとうかいどうごじゅうさんつぎ)』というシリーズです。
このシリーズは、全部(ぜんぶ)で一四〇点(ひゃくよんじゅってん)確認(かくにん)されています。
作者(さくしゃ)は三代豊国(さんだいとよくに)、とても人気(にんき)の高(たか)かった絵師(えし)です。
背景(はいけい)には宿場(しゅくば)の風景(ふうけい)が描(えが)かれており、手前(てまえ)の人物(じんぶつ)は、宿場(しゅくば)と関(かか)わりのある歌舞伎(かぶき)の登場人物(とうじょうじんぶつ)です。
また人物(じんぶつ)は、有名(ゆうめい)な役者(やくしゃ)の似顔絵(にがおえ)で描(えが)かれています。

東海道五十三次(とうかいどうごじゅうさんつぎ)の内(うち) 庄野(しょうの) 中野(なかの)藤兵衛(とうべえ)(四(よん)代目(だいめ)坂東彦三郎(ばんどうひこさぶろう))

『鬼(き)一法(いちほう)限(げん) 三略(さんりゃく)巻(のまき)』に登場(とうじょう)する鬼若(おにわか)丸(まる)(のちに源義経(みなもとのよしつね)の家臣(かしん)となる武蔵坊弁慶(むしさぼうべんけい))が描(えが)かれています。二段(にだん)目(め)は鬼若(おにわか)丸(まる)が出家(しゅっけ)して弁慶(べんけい)になる物語(ものがたり)です。本図(ほんず)は鬼若(おにわか)丸(まる)が僧侶(そうりょ)になるため髪(かみ)の毛(け)を剃(そ)り落(お)とす様子(ようす)を描(えが)いています。役者(やくしゃ)は三代目(さんだいめ)嵐吉三郎(あらしきちさぶろう)です。 これは『役者見立東海道五十三駅(やくしゃみたてとうかいどうごじゅうさんつぎ)』というシリーズです。
このシリーズは、全部(ぜんぶ)で一四〇点(ひゃくよんじゅってん)確認(かくにん)されています。
作者(さくしゃ)は三代豊国(さんだいとよくに)、とても人気(にんき)の高(たか)かった絵師(えし)です。
背景(はいけい)には宿場(しゅくば)の風景(ふうけい)が描(えが)かれており、手前(てまえ)の人物(じんぶつ)は、宿場(しゅくば)と関(かか)わりのある歌舞伎(かぶき)の登場人物(とうじょうじんぶつ)です。
また人物(じんぶつ)は、有名(ゆうめい)な役者(やくしゃ)の似顔絵(にがおえ)で描(えが)かれています。

東海道五十三次(とうかいどうごじゅうさんつぎ)乃(の)内(うち) 草津駅(くさつえき) 鬼(おに)若(わか)丸(まる)(三(さん)代目(だいめ)嵐吉三郎(あらしきちさぶろう))

平安(へいあん)初期(しょき)の優(すぐ)れた歌人(かじん)として知(し)られる在原業平(ありわらのなりひら)は様々(さまざま)な文芸(ぶんげい)作品(さくひん)に取(と)り上(あ)げられ、六歌仙(ろっかせん)を題材(だいざい)とした歌舞伎(かぶき)の所作事(しょさごと)『六歌仙(ろっかせん)容(すがたの)彩(いろどり)』にも登場(とうじょう)します。 本(ぼん)シリーズで池鯉鮒(ちりゅう)(知立(ちりゅう))の図(ず)に在原業平(ありわらのなりひら)が選(えら)ばれた理由(りゆう)は、平安時代(へいあんじだい)に成立(せいりつ)した歌物語(うたものがたり)「伊勢(いせ)物語(ものがたり)」より、第(だい)九段(だん)(東下(あずまくだ)り)「三河(みかわ)の八橋(やつはし)」(現在(げんざい)の愛知県(あいちけん)知立市(ちりゅうし)に所在(しょざい))で在原業平(ありわらのなりひら)を思(おも)わせる人物(じんぶつ)が、燕子花(かきつばた)が美(うつく)しく咲(さ)く様(さま)を見(み)て「から衣(ころも) きつつなれにし つましあれば はるばる来(き)ぬる たびをしぞおもう」と詠(よ)み、都(と)に残(のこ)してきた人(ひと)を思(おも)って涙(なみだ)するという場面(ばめん)がからきています。さらに、外題(げだい)の短冊(たんざく)枠(わく)には『伊勢(いせ)物語(ものがたり)』を連想(れんそう)させる燕子花(かきつばた)の花(はな)があしらわれています。 これは『役者見立東海道五十三駅(やくしゃみたてとうかいどうごじゅうさんつぎ)』というシリーズです。
このシリーズは、全部(ぜんぶ)で一四〇点(ひゃくよんじゅってん)確認(かくにん)されています。
作者(さくしゃ)は三代豊国(さんだいとよくに)、とても人気(にんき)の高(たか)かった絵師(えし)です。
背景(はいけい)には宿場(しゅくば)の風景(ふうけい)が描(えが)かれており、手前(てまえ)の人物(じんぶつ)は、宿場(しゅくば)と関(かか)わりのある歌舞伎(かぶき)の登場人物(とうじょうじんぶつ)です。
また人物(じんぶつ)は、有名(ゆうめい)な役者(やくしゃ)の似顔絵(にがおえ)で描(えが)かれています。

東海道五十三次(とうかいどうごじゅうさんつぎ)の内(うち) 池鯉鮒(ちりゅう) 業平(なりひら)(初代(しょだい)坂東竹三郎(ばんどうたけざぶろう))

これは『役者見立東海道五十三駅(やくしゃみたてとうかいどうごじゅうさんつぎ)』というシリーズです。
このシリーズは、全部(ぜんぶ)で一四〇点(ひゃくよんじゅってん)確認(かくにん)されています。
作者(さくしゃ)は三代豊国(さんだいとよくに)、とても人気(にんき)の高(たか)かった絵師(えし)です。
背景(はいけい)には宿場(しゅくば)の風景(ふうけい)が描(えが)かれており、手前(てまえ)の人物(じんぶつ)は、宿場(しゅくば)と関(かか)わりのある歌舞伎(かぶき)の登場人物(とうじょうじんぶつ)です。
また人物(じんぶつ)は、有名(ゆうめい)な役者(やくしゃ)の似顔絵(にがおえ)で描(えが)かれています。 源平(げんぺい)合戦(かっせん)の一(いち)の谷(たに)の戦(たたか)いを題材(だいざい)とした『一谷(いちがや)嫩(ふたば)軍記(ぐんき)』の二段(だん)目(め)「林(はやし)住家(すみか)」に登場(とうじょう)する人物(じんぶつ)を描(えが)いています。岡部(おかべ)六弥太(ろくやた)は、平忠度(たいらのただのり)の婚約者(こんやくしゃ)の菊(きく)の前(まえ)の育(そだ)ての母(はは)の林(はやし)の家(いえ)が舞台(ぶたい)です。岡部(おかべ)六弥太(ろくやた)を演(えん)じるのは三代(さんだい)嵐吉三郎(あらしきちさぶろう)です。

東海道五十三次(とうかいどうごじゅうさんつぎ)之(の)内(うち)岡部(おかべ) 六弥太(ろくやた)(嵐吉三郎(あらしきちざぶろう))

これは『役者見立東海道五十三駅(やくしゃみたてとうかいどうごじゅうさんつぎ)』というシリーズです。
このシリーズは、全部(ぜんぶ)で一四〇点(ひゃくよんじゅってん)確認(かくにん)されています。
作者(さくしゃ)は三代豊国(さんだいとよくに)、とても人気(にんき)の高(たか)かった絵師(えし)です。
背景(はいけい)には宿場(しゅくば)の風景(ふうけい)が描(えが)かれており、手前(てまえ)の人物(じんぶつ)は、宿場(しゅくば)と関(かか)わりのある歌舞伎(かぶき)の登場人物(とうじょうじんぶつ)です。
また人物(じんぶつ)は、有名(ゆうめい)な役者(やくしゃ)の似顔絵(にがおえ)で描(えが)かれています。 源平(げんぺい)合戦(かっせん)の一(いち)の谷(たに)の戦(たたか)いを題材(だいざい)とした『一谷(いちがや)嫩(ふたば)軍記(ぐんき)』の二段(だん)目(め)「林(はやし)住家(すみか)」に登場(とうじょう)する人物(じんぶつ)を描(えが)いています。田(た)五平(ごへい)は平忠度(たいらのただのり)の婚約者(こんやくしゃ)の菊(きく)の前(まえ)の育(そだ)ての母(はは)の林(はやし)の実(じつ)の息子(むすこ)で、父(ちち)の形見(かたみ)の太刀(たち)を持(も)って合戦(かっせん)に出陣(しゅつじん)し、戦場(せんじょう)で岡部(おかべ)六弥太(ろくやた)に従(したが)う兵士(へいし)となります。田(た)五平(ごへい)を演(えん)じるのは片岡市蔵(かたおかいちぞう)です。

東海道五十三次(とうかいどうごじゅうさんつぎ)之(の)内(うち) まり子(こ) 田(た)五平(ごへい)(片岡市蔵(かたおかいちぞう))



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