資料名 |
書画五拾三駅 相模藤沢 山帰定憩 |
作者 |
歌川芳虎 |
時代 |
日本 明治 |
解説 |
製作時期:明治5年(1872)頃。 板元:沢村屋 このシリーズは上部に文人墨客の文章と絵、下部には各宿駅ゆかりの故事、伝承や風景が描かれています。藤沢の図は、上部に其角堂(俳人、穂積永機[1823~1904])の俳句を、下部には茶屋でお茶を差し出す女性の姿が描かれています。 表題の「山帰」の山とは大山(雨降山)のことで、女性のうしろの縁台には、大山詣をあらわす御神酒枠(大山から水や酒を持ち帰る容器)が置かれています。また、右端に描かれている柱は当時設置されたばかりの「電信柱」で、各図に描かれて明治の街道を象徴しています。 |
サイズ |
大判縦1枚 縦34.1 横23.4 |
分類 |
浮世絵 |
資料番号 |
10637 |