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五十三次名所図会 二十五 金谷 坂道より大井川眺望(竪絵東海道)
五十三次名所図会 二十五 金谷 坂道より大井川眺望(竪絵東海道)

資料名しりょうめい

五十三次(ごじゅうさんつぎ)名所図会(めいしょずえ) 二十四(にじゅうよん) 島田(しまだ) 大井川(おおいがわ)駿(しゅん)(がん)(たて)()東海道(とうかいどう)

作者さくしゃ

歌川広重(うたがわひろしげ) 詳細

時代じだい

日本(にほん) 江戸(えど) 安政(あんせい)

解説かいせつ

製作(せいさく)時期(じき):安政(あんせい)2年(にねん)(1855)。
板元(はんもと):蔦屋吉蔵(つたやきちぞう)

大井川(おおいがわ)川幅(かわはば)(ひろ)水量(すいりょう)(おお)いため、東海道(とうかいどう)一番(いちばん)難所(なんしょ)でした。
川筋(かわすじ)(さだ)まらないため(ふね)(はし)(つく)れず、徒歩(かち)(わた)しの人足(にんそく)輦台(れんだい)(ひと)(はこ)ぶため4人(よにん)ほどで(かつ)(だい))を使(つか)うしかありませんでした。
大井川(おおいがわ)(りょう)(きし)(えが)かれ、遠近法(えんきんほう)(いろ)濃淡(のうたん)によって(ひろ)川幅(かわはば)巧妙(こうみょう)表現(ひょうげん)されています。

このシリーズが(たて)(がた)(ばん)であるため、一般(いっぱん)(たて)()東海道(とうかいどう)()ばれ、広重(ひろしげ)晩年(ばんねん)(59 (さい))の作品(さくひん)です。
広重(ひろしげ)東海道(とうかいどう)ものは大体(だいたい)において、横型(よこがた)風景画(ふうけいが)(おお)いなかで、(たて)(がた)(ぶつ)もいくつかあります。この名所図会(めいしょずえ)シリーズではほとんどの宿(やど)鳥瞰図(ちょうかんず)(えが)かれ、町並(まちな)(とう)遠近法(えんきんほう)(もち)い、(よこ)(ばん)では()られない雰囲気(ふんいき)をかもし()しています。

サイズさいず

大判(おおばん)(たて)1(まい) (たて)35.3 (よこ)24.0

分類ぶんるい

浮世絵(うきよえ)

資料番号しりょうばんごう

10285

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