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東海道五十三対 日坂
東海道五十三対 日坂

資料名しりょうめい

東海道五十三対(とうかいどうごじゅうさんつい) 日坂(にっさか)

作者さくしゃ

歌川国芳(うたがわくによし) 詳細

時代じだい

日本(にほん) 江戸(えど) 天保(てんぽう)

解説かいせつ

日坂(ひさか)の「佐夜(さよ)の中山(なかやま)」に伝承(でんしょう)する逸話(いつわ)を絵画(かいが)化(か)しています。「佐夜(さよ)」は「小夜(さよ)(夜中(やちゅう))」と同(おな)じ意味(いみ)があり、幼(おさな)い我(わ)が子(こ)(赤子(あかご))を残(のこ)して亡(な)くなったお石(いし)という女性(じょせい)の霊(れい)が夜(よ)な夜(よ)な現(あらわ)れるというものです。妊婦(にんぷ)だったお石(いし)は、ある帰(かえ)り道(みち)、お腹(なか)が痛(つう)くなりうずくまっていました。そこで轟(とどろき)業右衛門(ごえもん)という男(おとこ)が通(とお)りがかり、金(きん)を持(も)っていたお石(いし)を、護身(ごしん)刀(がたな)で殺(ころ)してしまいます。刺(さ)された切(き)り口(くち)から赤(あか)ん坊(ぼう)は生(う)まれ、お石(いし)は近(ちか)くの丸石(まるいし)に乗(の)り移(うつ)り、夜(よる)になるとすすり泣(な)く夜泣(よな)き石(いし)となりました。その泣(な)き声(ごえ)に気(き)づいた近(ちか)くの寺(てら)の和尚(おしょう)が赤(あか)ん坊(ぼう)を音(おと)八(はち)と名付(なづ)け、水(みず)あめを母乳(ぼにゅう)代(か)わりに育(そだ)てます。立派(りっぱ)に育(そだ)った音(おと)八(はち)は、母(はは)を殺(ころ)した轟(とどろき)業右衛門(ごえもん)と偶然(ぐうぜん)出会(であ)い、母(はは)の敵(てき)を討(う)ちます。

製作(せいさく)時期(じき):天保(てんぽう)14年(ねん)(1843)~弘化(こうか)4年(ねん)(1847)。
板元(はんもと):伊場仙(いばせん)(伊場(いば)屋(や)仙三郎(せんざぶろう))

このシリーズは、初代(しょだい)広重(ひろしげ)、三代(さんだい)豊国(とよくに)、国芳(くによし)の3人(にん)の当時(とうじ)代表的(だいひょうてき)人気(にんき)浮世絵師(うきよえし)が分担(ぶんたん)して描(えが)いたものです。
風景(ふうけい)は少(すく)なく人物(じんぶつ)を主(おも)とし、下(した)3分(ぶん)の2が画面(がめん)で、それぞれの宿(やど)にちなんだ伝説(でんせつ)、史跡(しせき)、著名(ちょめい)な出来事(できごと)等(など)を描(えが)き、上(うえ)3分(ぶん)の1に下(した)の絵(え)の説明(せつめい)がなされています。

サイズさいず

大判(おおばん)縦(たて)1枚(まい) 縦(たて)36.6 横(よこ)25.0

分類ぶんるい

浮世絵(うきよえ)

資料番号しりょうばんごう

10117

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