Fujisawa Net Museum

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資料名しりょうめい

蚕(かいこ)いとなみの図(ず)(七福神(しちふくじん))

作者さくしゃ

歌川芳員(うたがわよしかず) 詳細

時代じだい

日本(にほん) 江戸(えど) 嘉永(かえい)

解説かいせつ

養蚕(ようさん)(製糸(せいし))は、幕府(ばくふ)の奨励(しょうれい)や藩(はん)の殖産(しょくさん)政策(せいさく)により、幕末期(ばくまつき)には各地(かくち)で盛(さか)んになり、養蚕(ようさん)・製糸(せいし)にかかわる浮世絵(うきよえ)も盛(さか)んに描(えが)かれるようになりました。 「蚕(かいこ)いとなみの図(ず)」は、蚕(かいこ)から生糸(きいと)が作(つく)られる作業(さぎょう)過程(かてい)を図(ず)にしたもので、作業(さぎょう)する人々(ひとびと)に交(ま)じって七福神(しちふくじん)が働(はたら)いているユーモラスな作品(さくひん)になっています。蚕(かいこ)から生糸(きいと)ができるまでの工程(こうてい)が8場面(ばめん)に分(わ)けて描(えが)かれています。 場面(ばめん)ごとに短冊形(たんざくがた)の中(なか)に、作業(さぎょう)内容(ないよう)が書(か)かれています。 ① 生(う)まれた蚕(かいこ)を育(そだ)てるために紙(かみ)に移(うつ)します ② 蚕(かいこ)の餌(えさ)の桑(くわ)の葉(は)を細(こま)かに刻(きざ)んでいます ③ 大(おお)きくなった蚕(かいこ)のために桑(くわ)の葉(は)を集(あつ)めます ④ 十分(じゅうぶん)に育(そだ)った蚕(かいこ)を箱(はこ)へ取(と)り分(わ)けます ⑤ 繭(まゆ)を煮(に)て、綿(わた)にします ⑤綿(わた)を干(ほ)します ⑥ 繭(まゆ)を引(ひ)いて、生糸(きいと)を作(つく)ります ⑦ 蛾(が)になる蚕(かいこ)の繭(まゆ)を枝(えだ)から取(と)り出(だ)します ⑧ 蛾(が)になった蚕(かいこ)を空(そら)に放(はな)します なぜか、⑤が2か所(しょ)ありますね。続(つづ)き作業(さぎょう)だからでしょうか。説明(せつめい)に出(で)てくる綿(わた)は、木綿(もめん)ではなくて、真綿(まわた)です。真綿(まわた)は、繭(まゆ)を煮(に)て引(ひ)き延(の)ばして綿状(めんじょう)にした絹(きぬ)の元(もと)です。交(ま)じって働(はたら)いている七福神(しちふくじん)は、①大黒天(だいこくてん) ③布袋(ほてい) ④毘沙門天(びしゃもんてん) ⑤福禄寿(ふくろくじゅ) ⑥恵比寿(えびす) ⑦寿老人(じゅろうじん) ⑧弁財天(べんざいてん)です。神様(かみさま)たちも機嫌(きげん)よく働(はたら)いています。七福神(しちふくじん)と一緒(いっしょ)なら、質(しつ)のいい生糸(きいと)ができあがりそうです。

サイズさいず

分類ぶんるい

浮世絵(うきよえ) 人物(じんぶつ)画(が)

資料番号しりょうばんごう

60743

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