Fujisawa Net Museum

資料詳細

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資料名しりょうめい

かゐこやしなひ(ぐさ) 第四(だいよん)

作者さくしゃ

北尾重政(きたおしげまさ) 詳細

時代じだい

日本(にほん) 江戸(えど) 安永(あんえい)

解説かいせつ

「かゐこやしなひ(ぐさ)」は、勝川(かつかわ)春章(しゅんしょう)北尾重政(きたおしげまさ)(えが)いた12(まい)(くみ)(そろい)(もの)で、それぞれが6(まい)ずつ担当(たんとう)しています。(かいこ)(そだ)て、生糸(きいと)()って、絹糸(きぬいと)(つく)り、製品(せいひん)()して()るまでの様子(ようす)(えが)いたもので、四番目(よんばんめ)作品(さくひん)です。 画面(がめん)上部(じょうぶ)には、「(かいこ)四度目(よんどめ)(やす)みを(おお)ねむりといいます。じきに()きる頃合(ころあ)いを見計(みはか)らって、(つぎ)用意(ようい)をしています」と場面(ばめん)説明(せつめい)()かれています。  (かいこ)は、四回(よんかい)脱皮(だっぴ)をしますが、脱皮(だっぴ)(あいだ)(うご)かなくなるので、それを「(みん)」といいます。この場面(ばめん)は、四回(よんかい)()脱皮(だっぴ)四眠(しみん))の様子(ようす)(えが)いています。四回(よんかい)脱皮(だっぴ)をした(かいこ)(おお)きく(そだ)ち、(まゆ)(つく)ります。 勝川(かつかわ)春章(しゅんしょう)は、宮川春水(みやがわしゅんすい)(こう)(すう)(こく)(まな)び、版画(はんが)版本(はんぽん)挿絵(さしえ)肉筆(にくひつ)浮世絵(うきよえ)活躍(かつやく)しました。(とく)役者絵(やくしゃえ)では、従来(じゅうらい)鳥居(とりい)()描法(びょうほう)から(はな)れ、写実的(しゃじつてき)役者(やくしゃ)似顔(にがお)(えが)き、好評(こうひょう)()ました。

サイズさいず

分類ぶんるい

浮世絵(うきよえ)

資料番号しりょうばんごう

60744

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