Fujisawa Net Museum

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資料名しりょうめい

蔦屋重三郎(つたやじゅうざぶろう)発展(はってん)足掛(あしが)かりとなった版本(はんぽん)

作者さくしゃ

時代じだい

日本(にほん)

解説かいせつ

蔦屋重三郎(つたやじゅうざぶろう)は、吉原(よしわら)創業(そうぎょう)した版本(はんぽん)小売店(こうりてん)から()()こしました。固定客(こていきゃく)見込(みこ)める吉原(よしわら)細見(さいけん)富本節(とみもとぶし)などの版本(はんぽん)販売(はんばい)する権利(けんり)()ながら店舗(てんぽ)拡大(かくだい)していきました。 吉原(よしわら)細見(さいけん) 吉原(よしわら)細見(さいけん)は、吉原(よしわら)のガイド(ぼん)として販売(はんばい)されていました。展示(てんじ)吉原(よしわら)細見(さいけん)天保(てんぽう)()発刊(はっかん)です。 富本節(とみもとぶし)正本(せいほん)道行(みちゆき)野辺(のべ)()書置(かきおき)富本節(とみもとぶし)は、三味線(しゃみせん)演奏(えんそう)しながら物語(ものがたり)(ふし)をつけて(うた)浄瑠璃(じょうるり)から派生(はせい)した謡曲(ようきょく)一種(いっしゅ)です。義太夫(ぎだゆう)とも()ばれます。正本(せいほん)歌詞(かし)(ふし)()()げなどを記述(きじゅつ)した譜面(ふめん)役割(やくわり)であり、富本節(とみもとぶし)正本(せいほん)義太夫(ぎだゆう)ブームを背景(はいけい)にかなりの販売(はんばい)(すう)(ほこ)り、蔦屋(つたや)運営(うんえい)(じょう)基盤(きばん)となる主力(しゅりょく)商品(しょうひん)でした。「道行(みちゆき)野辺(のべ)()書置(かきおき)」は、鶴屋(つるや)南北(なんぼく)の「(しん)中天(じゅうてん)()網島(あみしま)」から派生(はせい)した通称(つうしょう)紙治(かみじ)(もの)」と()ばれる、紙屋(かみや)治兵衛(じへえ)とこはるの心中(しんじゅう)(はなし)富本節(とみもとぶし)での別称(べっしょう)のひとつです。展示(てんじ)(ちゅう)版本(はんぽん)は、三代目(だいめ)富本(とみもと)豊前太夫(ぶぜんだゆう)による正本(せいほん)で、文化(ぶんか)年間(ねんかん)(ごろ)版行(はんこう)です。蔦屋(つたや)在所(ざいしょ)(とおり)油町(あぶらちょう)から移転(いてん)浅草寺(せんそうじ)(らい)門前(もんまえ)並木町(なみきちょう)東側(ひがしがわ)になっています。

サイズさいず

分類ぶんるい

版本(はんぽん)

資料番号しりょうばんごう

61207

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