Fujisawa Net Museum

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資料名しりょうめい

みゆ()双六(すごろく)

作者さくしゃ

作者不詳(さくしゃふしょう) 詳細

時代じだい

日本(にほん) 江戸(えど)

解説かいせつ

作者(さくしゃ)制作(せいさく)年代(ねんだい)不詳(ふしょう)
 表題(ひょうだい)表紙(ひょうし)墨書(ぼくしょ)されている名称(めいしょう)で、行幸(ぎょうこう)(天皇(てんのう)上皇(じょうこう)外出(がいしゅつ)のこと)を()し、外出(がいしゅつ)(さい)し、たどるであろう道筋(みちすじ)仮定(かてい)したものと(おも)われます。東海道(とうかいどう)題材(だいざい)にしていますが、単色(たんしょく)()りで(ふる)形態(けいたい)のものと(おも)われ、京都(きょうと)から(さき)大坂(おおさか)までの京街道(きょうかいどう)宿々(しゅくじゅく)宿(しゅく)(あいだ)観光(かんこう)スポットも(ふく)んだ、100を()えるマス(地名(ちめい))が記載(きさい)されています。
「ふりはじめ」(()()し)は大坂(おおさか)で、草津宿(くさつしゅく)から東海道(とうかいどう)中山道(なかせんどう)()かれ、途中(とちゅう)伊勢(いせ)()(しま)鎌倉(かまくら)などの観光(かんこう)スポットを回遊(かいゆう)しながら江戸(えど)(いた)るものです。
サイコロは通常(つうじょう)の1~6の()ではなく、()(じゅう)(さん)・つ・き・■の(ろく)(めん)(もち)いていていたようで、
() やく((やく))あるは、しるし(あり)
   (しるし)なきは、かず((かず))の通行(つうこう)
(じゅう) (みぎ)同断(どうだん)
(さん) (みぎ)同断(どうだん)
つ やく(あり)は、しるしあり
   (しるし)なきは、(ひと)(いく)
き やく(あり)は、(しるし)あり
   (しるし)なきは、(ふた)(いく)
■ (この)(この)()にても、一度(いちど)ツヽ
   やすみ((やす)み)
()(ちゅう)解説(かいせつ)があります。
藤沢宿(ふじさわしゅく)からは砂州(さす)をかたどった(みち)が「()のしま」に()び、さらに、(おお)ほとけ(大仏(だいぶつ))、ゆきの(した)(雪ノ下(ゆきのした))、ゆいがはま(由比ヶ浜(ゆいがはま))、かまくら(鎌倉(かまくら))、つるがおか(鶴岡(つるがおか))、くわうめうじ(光明寺(こうみょうじ))、かなさは(金沢(かなざわ))、よくみ(やま)(能見台(のうけんだい))を()神奈川宿(かながわしゅく)(いた)るルートが(しる)されています。

サイズさいず

たて105.6 よこ64.8

分類ぶんるい

双六(すごろく)

資料番号しりょうばんごう

60002

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