資料名 |
応永26年板碑1基 |
作者 |
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時代 |
日本 室町 |
解説 |
平成4年(1992)2月1日指定/尖頭扁平型(上下欠失)、総高70.0㎝、変成岩(緑泥片岩)/銘文から、応永26年(1419)覚阿の造立とわかります。月輪内に阿弥陀三尊の種子を示す梵字が刻まれ、「右所趣者帰弥陀法身擬法界大智依即得往生金言奨(みぎおもむくところは、みだのしまうしんにきしく、ほうかいだいちになぞらえ、よってそくおうしょうのこんげんのしょう)」の銘文は、「この卒塔婆の趣旨とするところは阿弥陀仏の法身に帰依し、法界大智(真言密教)の心意を覚得したことに依って即往生できる」という意味です。板碑は、12~16世紀に流行した卒塔婆の一種で、一般に浄土教的色彩のものが多いのですが、この板碑は密教色の濃い特徴を持ち合わせています。所在:打戻 |
サイズ |
総高70.0㎝ |
分類 |
文化財 市 市指定重要文化財(有形民俗文化財) |
資料番号 |
90070 |