版元 蔦屋重三郎 開板
江戸から小湊(現千葉県鴨川市)の誕生寺までの道中を記した版本です。日蓮の弟子である日家が日蓮の生家跡に高光山日蓮誕生寺として鎌倉時代の1276年(建治2年)建立されました。山号は小湊山です。
喜多川歌麿がその雅号を名乗る直後に挿絵を描いた版本として知られますが、現存数が極めて少なく展示された記録をみつけることは難しく、浮世絵研究者の渋井清氏の著書で部分的に掲載されているものがみられるだけです。跋(奥書)を大田南畝が書いているところも、蔦屋重三郎との関係性をみることができます。